集合住宅の暮らし方

集合住宅のトラブルを未然に防ぐため、3つのポイントに分けてご紹介いたします

集合住宅とはマンションやコーポ等の建物ですが壁一枚向うはお隣の部屋という建物です。
戸建なら多少の音も気にならないけれど集合住宅はやはり気になったり、気をつかったり…
「音の響き難い部屋ありませんか?」という問い合わせもたまに聞きます。
集合住宅に住む場合、音の問題というのはある程度は避けれないものだと思います。
さらに自分の部屋を専有部分と言いますがそれ以外の場所、廊下やポーチ、自転車置き場などは共有部分と言います。
この専有部分に色々なものを置いたり、植木鉢を並べたりという方も見かけます。
でもそんなことをしたら明らかに他人の迷惑になりますよね。
集合住宅の暮らし方には他人への思いやりがないとトラブルのもとです。
ちょっと窮屈に感じるかもしれませんが
一つの建物に住む人が 同じルールを守って生活をするという事は大切な事です。

他の入居者には気を遣うことを心がけましょう

 

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自分だけの建物ではないと認識しましょう

あたりまえですが集合住宅には、あなたとは生活を別にする他人が多く住んでいます。
他の入居者の迷惑になる行為をしてはいけませんというルールがそこにはあります。

単身者用物件だと、壁の向こうはどちらも他人の部屋という場合が多いので夜遅くのTVや音楽のボリュームを下げる、友人を呼んで騒がないなどは基本的な事です。

しかしファミリータイプの物件だと少し違ってきます。特に赤ちゃんや小さなお子さんが居れば夜泣きをしたり、部屋を走ったりという事はおこります。
これを「うるさい」と言ってしまってはファミリータイプの集合住宅では生活が出来ません。

ファミリータイプの物件ではある程度寛容にならないといけない部分もあります。特に単身者でファミリーの多い建物に入居した場合、生活サイクルが違ってくるので単身者でもファミリーに合わせないといけない場合もありますので注意しましょう。

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音のトラブル、迷惑行為

賃貸物件で一番多いトラブルは「音」です。TVのボリュームやステレオ、家族や友人との談笑など自分にとっては何ともない事でも他人からは迷惑行為と取られる場合も多くあります。
自分では気にならないTVやステレオの音でも壁にぴったりとスピーカーがくっついていれば低音だけが隣に響くという事もあります。

壁にもたれて友人との長電話…壁の向こうの住人はそこにベッドを置いているかもしれません。
こんなことを書けば賃貸に住むのは苦痛になるかもしれませんが、これはあくまでも一例です。
契約時に管理会社や不動産会社の方から色々と注意事項の説明を受けていると思いますが、意外と忘れている事も多いのでもう一度読み直すと騒音や迷惑行為について色々と書かれているものも多いです。
たとえば深夜10時以降のテレビ・ステレオ等の音はボリュームを下げてくださいとか、共用部分での深夜10時以降の談笑や騒ぐこと等が書かれている場合があります。
基本的にはあたりまえの事しか書いていないのできちんと守れば大丈夫という事になりますね。

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専有部分と共有部分そして専用使用権について…

専有部分と共有部分という言葉をお聞きになったことがあるでしょう。
集合住宅などでは自分の部屋を専有部分、廊下やエントランス、駐輪場、駐車場などを共有部分という場合が多いです。

では専用使用権とはなんでしょう?
例えば、ベランダや専用庭などがこれに当たります。ベランダは自分の部屋という認識がありますが、緊急避難の通路になっている場合もありますから物置を設置したり、避難通路を妨げる行為をしてはいけません。

不明の場合は管理会社に問い合わせるといいでしょう。特に高層の建物などではベランダでの布団の干し方等も制限される事がありますから注意しましょう。