入居から退去まで以外にかかる費用…知ってますか?
以前は敷金2か月、礼金1ヶ月というのが相場として多かった賃貸物件
それが最近は敷金・礼金0円というものが増えてきました。
一見安くなった!!借りやすい!!と思いますが、敷金は元々退去時に何もなければ返金されるお金なので礼金分安くなったと考えるのが普通です。
2020年4月より民法の改正もあり連帯保証人の定義が変わりました。
部屋を借りるのに連帯保証人は不要という物件も多くなってきました。
但し、保証人の代わりとなる保証会社が代行するためその分の費用が掛かってきます。
家賃の30%~100%が一般的で毎月保証料をプラスして支払うものから1年に一度更新料を払うものまで様々ですが、入居者の方にとってはこの部分の負担が増えました。
さらに今まで退去時の清掃(契約書にきちんと明記されている場合)や修繕費用など敷金でまかなっていたものが退去時に必要になってきます。
弊社では退去時の清掃費用や損耗について契約書上できちんと説明をさせていただき、署名捺印を頂いていますが、長く住まれると
そんな契約したかな??と忘れる方もいらっしゃいます。
また、2年毎に家主様に更新料を払う場合や管理会社に更新手数料を支払う場合などもあり
家賃と共益費と光熱費を払っていればよいというものではなくなってきています。
弊社で管理している物件では家主さんが更新料(通常1か月)を頂く物件は現在(2020年6月)のところありません。
更新手数料に関しても弊社の場合は学生さんは必要なしその他の方で仕事先や連帯保証人の方の確認等の為
2年に1度書面の作成と入居者・家主さんに書面等による確認のための事務手数料を頂いているものがござます。
こうしてみると入居中にも何かとお金はかかっています。
もちろん火災保険料なども1年又は2年に一度必要になりますし駐車場を借りていれば車庫証明費用なども発生します。
ブログ読んでくださっている方も意外とびっくりだと思います。
ただきちんとした不動産会社で契約していればこれらの費用
・更新料
・更新手数料
・車庫証明費用
・火災保険(損害保険)
・退去時に必要な費用 等
契約書類に記載されています。
契約時にいろいろと聞きなれない言葉で説明されて署名した書類の中にあって忘れているかもしれません。
もう一度読み直してみてはどうでしょう…
言い換えれば…
契約書に記載されていないのに車庫証明費用が必要だったり更新料の支払いを請求された場合は
契約書面に記載されていないことを理由に拒否も出来るという事です。
既に入居されている方は契約書をもう一度見直してみて、これから契約をする方は契約中や退去時に発生する費用について不動産会社や管理会社に問い合わせて
未だ契約していない契約書があれば再確認しましょう。
中には別紙で生活サポートなどの契約をしている場合は解約できるものもありますから…