入居率99.6％は100％ではない

99.6%…3月末に入居可能だった1K・1DKの入居率です。

もちろん3月31日に退去した方分は入っていませんがそれでも4月半ばまでにはそちらも決まってきています。
就実大学や西川原駅周辺には今年は多くの新築物件も建ちましたが残念ながらそちらはタキタ産業の管理物件ではありませんでしたが、その建物の入居手伝いもしながらでも99.6％!!! 100％にしたかったのですが、大家さんからの手直しや設備関係のOKが出なかった分残念でした。
ここ3年…毎年ですが3月の後半には部屋が足りないという状況が続いています。
足りないといっても弊社の物件管理が少ないわけではなく当地域の中では一番多く昨年も新たに30部屋分当社での管理に加わり少しずつ増えているにもかかわらず…何故だろう???
でも、西川原駅や就実大学の周りをまわってみて他社管理の物件は結構空きがある　これも何故だろう??
特に以前弊社で管理をさせていただいて色々と大家さんとの話の中で弊社から管理が変わった物件(残念)は設備は弊社が手掛けていたのでこの時期に空室になるのが何故だろう??
その中にはいくつかの要因があることがわかっています。
例えば設備の投資の仕方や壁・床のデザインの仕方…設備も多ければいいというものではなく必要と思えるものを少しずつ投資する。
室内の壁や床も今風にデザイン性の強いものにすればよいというわけでなくコンセプトをきちんと詰めて創り上げていく。
そんなことも考えながら一つ一つの部屋をこの部屋しかないと考えながらなるべくリフォーム費用も安く(大家さんに優しく)使いやすく・見た目も良く(入居者に優しく)仕上げる…
そしてもう一つはレスポンス!!
就実大学・就実短期大学の卒業式が毎年3月20日、入学式は4月1日　この間に卒業生は退去されますが、そこからリフォーム・清掃・設備の設置・点検で1週間以内に一気に仕上げるスピードが一番ですね。
入居を希望される方は4月1日の入学式前…3月30日～31日に入居したいといわれます。
どんなにたくさんの部屋のリフォームや清掃があってもそれに間に合わせる。これが安心につながります。
ハウスメーカーさんの物件や多くの管理会社は色々な場所に管理物件を持っていますが(弊社でも下伊福や北長瀬・津島にもあります)3月末には就実大学周辺に集中して仕事をするので清掃・リフォームも決まった地域で集中して行うことが出来るから迅速!!!ということもあるのでしょうか…(実は弊社の物件が決まるにはもっといくつかの要因は考えられるのですが…)
デザインだけおしゃれにすれば入居者が増えるのであれば最近はやりのリノベーション専門の会社に頼めば入居率が上がるはず…でも実際には地域性や建物の環境によってそうはならないですし、家賃を下げれば入るのであれば設備投資をせずリフォームもせず、ひたすら家賃が安く入居者も誰でもいいから入ってくださいという物件になってしまう。
…そうなればいつかは学生の多い地域にあっても学生の全く入らない物件になってしまう。
そんな物件にしたくない…もっとセンスアップした部屋にしたい、そして満室にしたいという大家さん一度タキタ産業の話を聞いてみませんか??
タキタ産業では他社に出来ないこともたくさんやってます。
そして入居率のアップに努めています。
今まで自分で管理してきたけれどどうしようと思っている大家さんや他社に任せているけれど入居率が悪いと思っている大家さん…
お話を聞かせてください…ご提案できることがあるかもしれません。
2017年に書いたコラムですが、その後タキタ産業でお世話をするようになった物件もあり、15戸のうち４戸開いていましたが、現在は満室になっています。(2018年１月現在)