鍵を受け取ったらやっておく事

住みたい部屋の鍵を受け取ったらまずは部屋の鍵を開けるってこれあたりまえですね。では部屋に入ったら最初にやっておく事って何でしょう。
「荷物を運びこむ」「ガスの開栓をしてもらう」
「近所へのあいさつ」どれも正解ですが、
まずは「現況の確認」が必要です。
新築でもない限り傷や汚れはどこかにあります。 さらに学生物件など家電品や家具を設置した部屋など実際に動かしてみましょう。
室内の傷や汚れそして設置物が機能しているかどうかは最初に確認して気になる箇所は管理会社や大家さんに確認をとりましょう。
さらに共有部分を廻ってみて自転車置き場やゴミの出す場所なども見ておくと便利です。

 

 

新生活スタート! その前に確認しましょう

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設置物が有るかどうか?ちゃんと機能しているかどうか?

賃貸物件には多かれ少なかれ設置物があります。
たとえば換気扇やインターフォンも設置物ですし単身者用の部屋だと家具や家電品を設置した物件も多く見かけます。
部屋に入居したら電気のスイッチをオンにして換気扇やインターフォンが機能しているか、トイレの水漏れは無いか、洗濯機を取り付けたら蛇口から水漏れは無いか?等を確認しましょう。
設置物の中には事前に故障個所がわかるものもありますが洗濯機の蛇口の水漏れなどのように水圧をかけないと
わからないもの
もあります。
さらに家具・家電付物件などもちゃんと機能しているか、そして契約書に記載されている通りのものが付いているかも確認しましょう。
契約上電子レンジが付いているのに実際には付いていなかった等で退去時に設置物を持ち出したという事で支払いを請求される場合もあります。
その為にも機能しているかどうかを確かめる。設置物はあるかどうかを確かめる。
この2点は、賃貸物件に入った時に確かめるというのは重要です。

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傷や汚れのチェックも忘れずに…

新築の建物なら傷や汚れをさほど気にすることは無いと思いますが、築年数がある程度経過した賃貸の建物は新しい入居者が決まるたびに壁や床をリフォームするわけではありませんから多少の傷や汚れなどがあるものです。
例えば冷蔵庫を置いた後ろの壁が汚れている。ベッドを置いていた場所の床がくぼんでいるなど、通常利用するうえで問題の無い部分もありますが、壁に一部破れた場所があるとか床に小さな焦げ跡がある。そんな場合リフォームせずに現状で次の入居者に貸す場合も多くあります。(これは地域や不動産会社によっても考え方が違います)
大家さんや管理会社がしっかりその説明をしていれば問題はありませんが、気がついていない場合も結構あります。
その為、退去時に傷や汚れとして補修費を請求される場合もありますので入居したらキズや汚れなど気になるところはメモをして管理会社に渡しておきましょう。
この時に写真も撮っておくと安心です。(弊社では入居時に現況確認書を書いていただいて退去時にトラブルになることを極力避けるようにしています。)

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共用部分の確認(自転車置き場・ゴミステーション等)

部屋は毎日の生活の場ですが、自転車やバイクを利用する方なら駐輪スペースもきちんと確認しておきましょう。
ファミリー物件など大人用の自転車やバイクから子供用そして三輪車まで多くの自転車やバイクを停めていますので容量オーバーになっている駐輪スペースもあります。
古くて使わない放置自転車と思われる物が多くあるようでしたら管理会社さんに頼んで整理してもらいましょう。
また、ゴミ収集場所の確認も必要です。生活していると確実にゴミは出てきます。しかも自治体によってゴミだしのルールや曜日・方法が違いますので必ず確認をしましょう。

弊社のある岡山市では「資源化物」「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」に分かれてそれぞれに
ルールが有ります。さらに「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」は専用の袋が必要になります。
新しい場所に住むという事は自分の意思とは関係なく必要最低限のその地域のルールを守る事でもあります。
ゴミだしもその一つです。不明の場合は管理会社や大家さんに事前に聞いておきましょう。